世界各国のクリスマスとお正月の伝統料理
クリスマスとお正月は、お祝いの食事を囲んで全員が集まる絶好の機会だ。世界各国ではクリスマスにどんな料理を作るのだろうか?スプートニクと一緒に世界のクリスマス料理とお正月料理を旅してみよう。良いクリスマスとお正月を!

1
日本

クリスマスケーキ

多くの日本人にとってクリスマスは宗教的な意味合いを持っていないにも関わらず、日本でもクリスマスはお祝いする。さらに日本人は独自のクリスマスデザートさえも考案した。それが、生クリームかチョコレート・コーティングのケーキである。ケーキにはサンタクロース、動物、クリスマスツリーの人形が飾られる。メーカーによって、チーズケーキのクリスマスケーキや、イチゴ、チェリー、ぶどう、チョコレート、砂糖、マジパン、マロンクリームを使ったクリスマスケーキを作るところもある。
2
ブラジル

Ceia de Natal

ブラジル流のクリスマス・ターキー!スパイスとシャンパンに漬け込んだ七面鳥のレシピで、伝統料理ある。ユニークな料理だ!
3
英国

クリスマス・プディング

この伝統的なクリスマスのデザートは、ドライフルーツ、ナッツ、牛の腎臓付近の脂を使って作るプディングである。伝統的にこのプディングはアドベント(カトリックや一部のプロテスタントにおけるクリスマス前の時期)の前後の休日、つまりクリスマスの4~5週前に作られていた。プディングの調理中には、家族全員が(あるいは、少なくとも家族の子ども全員が)生地を混ぜながら願い事をしなければならなかった。
4
イタリア

パネットーネ


イタリアで伝統的なクリスマスのデザートといえば、もちろんパネットーネだ!これはドライフルーツ、砂糖漬けフルーツ、オレンジピールを使った甘いケーキである。イタリアではクリスマスディナーの間、このケーキを火のそばに置いておく。そうすると、パネットーネは特に柔らかく美味しくなる。パネットーネは切り分けて、甘口ワインとともに供される。
5
米国

牛肉のロースト

感謝祭の伝統的な七面鳥料理の後、クリスマスにも同じ料理を出すことは難しい。米国には全国共通の伝統的なクリスマス料理はなく、それぞれの州にそれぞれの伝統がある。そのため、米国人のクリスマスのテーブルには様々な料理が並ぶが、多くの人が好むのが牛肉のローストである。
6
ドイツ

シュトーレン(
StollenもしくはChriststollen
シュトーレンはレーズンとオレンジピール、もしくはマジパンを使い、粉砂糖をまぶしたドイツの伝統的な焼き菓子である。この美味しい焼き菓子は紅茶かホットワインと一緒に供され、おやつかデザートに食される。シュトーレンに関する最古の記録は1330年である。シュトーレンは通常、クリスマスイブに食べる。冷蔵庫でかなり長期間保存することが可能。
7
メキシコ

メキシコ流ピーマンの肉詰め、ナッツソースChiles en Nogada

メキシコでは、これはただの料理ではなく、国民のシンボルである。この料理はクリスマスや大きなお祝いの日に供される。メキシコピーマンに挽肉を詰め、ナッツソースをかけて、ザクロの実を飾った料理である。


8
ロシア

オリヴィエ


クリスマスには伝統的に軽い前菜が供される。クリスマスの食事のメインとなるのが、サラダ「オリヴィエ」である。20世紀半ば以降、このサラダには茹でて冷やした賽の目切りの野菜が使われている。ジャガイモ、ニンジン、タマネギ、塩漬けキュウリ、グリーンピース、卵、茹でたソーセージもしくは鶏肉を使い、マヨネーズで和える。レストランによっては、タン、ソーセージ、オマール・・・などを入れるところもある。この料理はシャンパンとの組み合わせが最高!
9
エチオピア

ドロ・ワット(Doro Wat

鶏肉をスパイシーなソースで煮込んだ伝統的な民族料理である。この料理は単独で食べることもあるが、卵と野菜とともに供されることが多い。全ての具材を、アフリカの穀物テフの酸味のある粉から作る薄いパン、インジェラ(injera)に包んで食べる。
10
フランス

コキーユ・サンジャック
Coquille Saint-Jacques

コキーユ・サンジャック、すなわち殻に盛り付けたホタテのモルネーソースはフランスの伝統的なクリスマス料理のひとつ。
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